ボルシア・メンヒェングラットバッハの日本代表DF板倉滉は、アヤックス移籍が秒読み段階に入っているようだ。オランダ『AD.nl』が報じている。
現在28歳の板倉は、2022年夏の加入以来、ボルシアMGで不動のレギュラーとして活躍。クラブとの現行契約は2026年までとなっており、延長オファーを断っていたことから、今夏の移籍はほぼ決定的と見られ、ドイツ国内外の複数クラブが関心を示していた。
ここ数日間は、アヤックスとフェイエノールトというオランダの名門クラブが日本代表DFを巡って争奪戦を繰り広げる中、フィオレンティーナやトリノが横取りを図っているとの報道も浮上。さらには、6日付の『キッカー』で、フランクフルトもまだ獲得レースから撤退していないと報じていた。
しかし、『AD.nl』によれば、板倉の新天地はすでに条件面で個人合意に至ったとされるアヤックスになる見通し。「クラブは、DFが近くメディカルチェックを受け、その後5年目のオプション付きの2029年までの契約に署名すると見込んでいる」と伝えられている。
なお、取引が実現すれば、アヤックスはボルシアMGに対しボーナス込みで移籍金1200万ユーロ(約20億5000万円)を支払う見通しだという。




