フランス3部のヴァランシエンヌは6日、チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のサウサンプトンからU-20日本代表FW高岡伶颯を1年レンタルで獲得したと発表した。今後はリザーブチームでプレーするという。
高岡は日章学園高校に在籍中の2024年6月に当時プレミアリーグだったサウサンプトンへの入団が内定し、高校卒業後の4月からイングランドへ。以降はU-21チームでプレーし、トップチーム入りを目指す状況だった。
移籍先となるヴァランシエンヌはサウサンプトンと同じイギリスのスポーツ投資会社『Sport Republic』が保有し、姉妹クラブ。ヴァランシエンヌは日本の自動車会社『TOYOTA』がメインスポンサーを務める。
サウサンプトングループのタレント戦略ディレクターを務めるアンディ・ゴールディ氏は「レントのヴァランシエンヌへのローン移籍は我々のユース選手育成戦略における重要な一歩」とコメントしている。
また、ヴァランシエンヌのユースアカデミーディレクターを務めるシモン・ロー氏は「レントの加入は『Sport Republic』グループと両クラブの連携を象徴的な出来事」と語っている。
なお、ヴァランシエンヌにとっては初の日本代表選手になる。


