トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが移籍のため、チームを離れたようだ。
ソン・フンミンはトッテナムのアジアツアーで母国韓国に凱旋したが、3日に迫ったニューカッスルとのプレシーズンマッチに先立った会見に出席すると、今夏退団を電撃表明。ニューカッスル戦では先発し、65分に交代した。
イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、プレシーズンツアーを締めくくったトッテナムはイングランドに帰国したが、ソン・フンミンは移籍手続きで韓国に滞在しており、空港でチームメイトを見送る姿が確認されているという。
ソン・フンミンの移籍先はこれまでも報じられるとおり、メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFCになる模様で、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は全関係者間の口頭合意をレポートしている。
トッテナムは1500万ユーロ(約25億6000万円)を上回る移籍金を受け取る見込みといい、ソン・フンミンはロサンゼルスFCとの契約に向けた書類を待つため、トッテナムとともにイングランドに戻らなかったとのことだ。
なお、ソン・フンミンはトッテナム在籍10年で通算454試合に出場して173得点101アシストの数字を残したほか、2021-22シーズンのプレミアリーグでアジア人初の得点王に。ロサンゼルスFCへの移籍が実現すれば、元トッテナムのGKウーゴ・ロリスと再会となる。


