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トッテナム主将ソン・フンミン、今夏退団を公言…「キャリアで最も難しい決断」「新たな挑戦に新しい環境が必要」

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韓国代表FWソン・フンミンが今夏のトッテナム退団を公言したようだ。

ソン・フンミンはトッテナムのアジアツアーで母国の韓国に凱旋。イギリス『フットボール・ロンドン』によれば、3日に迫るニューカッスルとのプレシーズンマッチに先立った会見に出席すると、「まずは今夏にこのクラブを離れる決断をしたことをお知らせします。クラブも僕の決断を全面的に支持してくれている」とし、こう続けた。

「僕のキャリアで最も難しい決断だった。主な理由はトッテナムでやれることをすべてやり遂げたから。新たな挑戦のために新しい環境が必要だ。僕は子供の頃にノースロンドンに渡った。英語を喋れない少年がロンドンに行って、今や1人の男としてこのクラブを去る。これまで多くの愛情を注いでくれたスパーズファンのみんなに心から感謝したい」

「長く一緒にいる数人のメンバーとだけ話をした。彼らは残念がっていたけど、敬意をもって受け止めてくれている。もちろん、ベン(・デイヴィス)とは親しい間柄で、将来についても何度か話し合ってきた」

「彼らは明らかに僕の決断を尊重してくれている。毎日5、6時間一緒にいて、家族よりも多くの時間をともにしているだろうから、チームメイトに伝えるのはとてもつらかった。彼らはがっかりしていたけど、同時に祝福もしてくれたよ」

「クラブを去ると決めてからしばらくが経つ。ここ数日はつらい日々だったね。外見的に明るく振る舞うのは難しかったけど、クラブやチームメイトに迷惑をかけないようにしてきた」

2015夏にレヴァークーゼンからトッテナムに加わったソン・フンミン。通算454試合で173得点101アシストの数字も見事ながら、今やトッテナムのキャプテンも任され、昨季はチームにとって17年ぶりの主要タイトルとなるヨーロッパリーグ優勝に貢献した。だが、トッテナムとの契約が今季いっぱいまで残るなか、最近ではメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFC行きが取り沙汰されるなど、今夏の去就が注目どころだった。

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