マンチェスター・シティは7月31日、フットボールディレクター(FD)を務めるチキ・ベギリスタイン氏の任期満了を発表した。9月14日にホームで予定する宿敵マンチェスター・ユナイテッドとのダービーマッチで功績を称える会を行うという。
現役時代に浦和レッズでもプレーした過去を持つベギリスタイン氏はバルセロナのディレクターを経て、2012年10月にマンチェスター・Cへ。それからというもの、バルセロナ時代の盟友でもあるジョゼップ・グアルディオラ監督の招へいなどを手がけ、プレミアリーグ史上初の4連覇やチャンピオンズリーグ初優勝をはじめ、計21個の主要タイトルに貢献した。
マンチェスター・Cを新興クラブから強豪クラブへと押し上げた1人と言っていいベギリスタインFDだが、昨年10月中旬にクラブを通じて昨季限りでの退任を明らかに。後任としてスポルティングCPからウーゴ・ヴィアナ氏の就任も発表している。
グアルディオラ監督が「私の一部が去っていく」との言葉を残したベギリスタイン氏の退任はマンチェスター・Cにとっても1つの時代が終わりともいえるが、ヴィアナ新FDのもとでどんなチームへと変わっていくのか。今後も注目だ。

