ガンバ大阪は13日、シェフィールド・ウェンズデイからDF初瀬亮の完全移籍加入を発表した。
G大阪のアカデミー出身でフランクフルトの日本代表MF堂安律らと同期の初瀬は、2015年に2種登録選手としてトップチーム入りを経験し、2016年に正式昇格。2017年のE-1サッカー選手権で日本代表に初招集されるなどで台頭し、2019年にヴィッセル神戸へと移籍した。その後、アビスパ福岡への半年レンタルを挟み、2020年から神戸に復帰すると、プレースキックも武器のサイドバックとして主力に。2度のJ1優勝や、2024年の天皇杯制覇に貢献している。
今年2月からはチャンピオンシップ(イングランド2部相当)のシェフィールド・ウェンズデイ入りして欧州に初挑戦。チャンピオンシップの5試合に出場したが、5月に契約満了で退団していた。
今季はすでにルヴァンカップと天皇杯で敗退し、J1でも11位と苦しむG大阪だが、9月からACL2が開幕。そんなG大阪に6年半ぶりの復帰を果たし、Jリーグ帰還となる28歳DFはクラブの公式サイトで次のようにコメントしている。
「こんにちは!初瀬亮です。約7年ぶりにガンバに帰ることを決断しました。神戸に移籍した当時は、色々な葛藤の中、成長した姿を届けたいという想いを持ってガンバから離れ頑張る決断しました。海外でまだやる選択肢もありましたが、ガンバから自分を強く必要として頂き、日本一、アジアNo.1を獲得し、もう1度、強いガンバを取り戻すために戻る決意をしました。今まで積み上げてきたものを、練習からガンバのために全てを出し切ります。満員のパナスタでプレーできる日を楽しみにしています!」

