ito_junya_1(C)Atsushi Tokumaru

「出たい試合だったので無理をしてでも…」FW伊東純也がJ1柏レイソル戦で強行出場もスタッド・ランスは1-2で敗戦

スタッド・ランスFW伊東純也は痛みを抱えながらプレーした。

スタッド・ランス ジャパンツアー2025親善試合が7月30日に千葉県の三協フロンテア柏スタジアムで行われ、リーグ・ドゥのスタッド・ランスはJ1柏レイソルに1-2で敗戦。ジャパンツアー2連敗となった。

伊東は2016年から柏に在籍し、2019年の2月にKRCヘンクへ期限付き移籍すると、翌年6月に完全移籍。三協フロンテア柏スタジアムでのプレーは約7年ぶりとなった。

伊東は「久々に雰囲気を感じられましたし、自分が知っている歌とかもプレーして口ずさんでいました」と古巣への帰還に笑みをこぼした。

一方で自身のコンディションについては「足が痛かった」と吐露した。

「休んで治るかと思ったら、それでも治らなかった」と万全の状態ではなかったが、「出たい試合だったので無理をしてでも個人的には出ようと思っていました」と強行出場した。

背番号7は0-1で迎えた後半の立ち上がりから右サイドで出場。自慢のスピードを生かしたドリブル突破は不発だったが、ボックス外からボレーシュートを放つなど、果敢にゴールを狙い続けた。

試合は、ボールを保持し続けた柏が2得点を先取。スタッド・ランスは後半29分にペナルティキックから1得点を返すも1-2で敗戦し、ジャパンツアー2連敗となった。

来季は2部リーグを戦うスタッド・ランス。去就について問われた伊東は「いろいろなものを加味して、どうするか決めていきたい」と発言を最小限に留めつつ、来年に控えたFIFAワールドカップを「たぶん最後になる」と位置付けた。

スタッド・ランスは8月2日の午後7時から、大阪府のパナソニックスタジアム吹田でJ1ガンバ大阪と、ジャパンツアーの3戦目を戦う。今度こそ、集まったサポーターに勝利を届けたい。

「コンディションを上げていく」と決意した伊東が、ジャパンツアー初ゴールでチームを勝利に導いてみせる。

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