水戸ホーリーホックは30日、湘南ベルマーレからFW根本凌の完全移籍加入を発表した。背番号「76」をつける。
根本は鹿屋体育大学在学中に湘南の特別指定選手となり、2022年に正式入団。栃木SCへの育成型期限付き移籍を挟み、2024年から湘南に復帰し、今季の明治安田J1リーグではここまで10試合に出場していたが、J2リーグ15戦無敗で首位を走る水戸へと移籍した。
身長184cmの25歳FWは新天地の公式サイトで「湘南ベルマーレから来ました根本凌です。水戸ホーリーホックのJ1昇格に貢献できるよう全力で頑張ります。応援よろしくお願いします」とコメント。湘南を通じては次のようにコメントしている。
「このたび、水戸ホーリーホックに移籍することになりました。まずは、このタイミングでの移籍となってしまい、申し訳ありません。大学3年生の特別指定の期間から約5年半、期限付き移籍で栃木に行っても、大怪我をしても変わらず応援してくださり、ありがとうございます」
「地元でもあるこのクラブでプロサッカー選手としてのキャリアをスタートできたこと、ホームでもアウェイでも最高の雰囲気を作ってくださり、勝利のダンスを踊る瞬間、すべてが自分の人生の中でかけがえのない宝物です」
「怪我から復帰をし、約1年、結果という形でチームに貢献できなかったことへの悔しい気持ちが強くあります。この悔しい気持ちを糧に、今後の自分のサッカー人生に繋げていきたいと思います」

