ベンフィカは22日、パルメイラスからコロンビア代表MFリチャルド・リオスの獲得を発表した。契約は2030年夏までで、1億ユーロ(約172億4000万円)のリリース条項が設定。パルメイラスと合意に達した移籍金額は2700万ユーロ(約46億5000万円)という。
欧州上陸となる25歳は新天地の公式サイトで「僕や家族にとって、この上ない喜びだ。キャリアの大きな一歩でもある。ヨーロッパでプレーするのは夢だった。そしてベンフィカのようなビッグクラブでのプレーも僕や家族にとって、とてもやりがいのあることだ」と語った。
フラメンゴのアカデミーからプロデビューしたリオスはメキシコでの武者修行やグアラニ移籍も挟み、2023年3月からパルメイラスへ。パルメイラスでは公式戦通算138試合で11得点10アシストを誇り、2023月10月にデビューのコロンビア代表でも21キャップと主力と化す。
そんなリオスは先のコパ・アメリカ2024に続いて、最近まで行われたクラブワールドカップ(CWC)でもインパクト。フットサル出身ならではのテクニックも併せ持つ中盤としてさらに注目度を高め、ローマなどの関心が取り沙汰されたが、ポルトガル行きで決着した。
