スウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュがスポルティングCPからアーセナルへの移籍に向け、シンガポールに飛ぶという。イギリス『インデペンデント』が報じた。
早くに個人合意の報道が浮かんだものの、スポルティングCPの粘りもあり、なかなかアーセナル行きが実現せずにいたギェケレシュ。だが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、固定の6350万ユーロ+ボーナス1000万ユーロの総額7350万ユーロ(約126億7000万円)でついにクラブ間交渉が決着したとされ、移籍見通しとなった。
代理人への手数料の減額も停滞感漂うクラブ間交渉が進展した決め手の1つといわれ、ようやくアーセナル移籍が叶いそうなギェケレシュだが、チームはアジアでのプレシーズンツアーでシンガポールへ。このため、ギェケレシュもシンガポールへと向かい、そこでメディカルチェックを受けるようだ。
なお、アーセナルはギェケレシュと2030年夏までの5年契約を結ぶ見込み。シンガポールで23日のミラン戦を皮切りに続く27日にもニューカッスル戦と試合が立て込むアーセナルだが、このアジアツアー中にギェケレシュの加入手続きも確定させようと動いている模様だ。
