明治安田J1リーグ第24節のアビスパ福岡vs京都サンガF.C.が21日にベスト電器スタジアムで開催された。
前節のヴィッセル神戸戦をゴールレスドローで終えるも、4試合無敗を継続している12位の福岡。同試合からは志知孝明、田代雅也、ウェリントン、北島祐二に代えて、上島拓巳、奈良竜樹、碓井聖生、名古新太郎を起用した。先日までEAFF E-1サッカー選手権に参戦していた日本代表の安藤智哉も先発している。
一方の5位の京都も前節のアルビレックス新潟を2-1で下し、連勝含む4試合無敗中。その試合から宮本優太に加えて、マインツに移籍した川﨑颯太に代わり、アピアタウィア久とレオ・ゴメスが先発。安藤同様、日本代表に選出されていた原大智もスタメンに名を連ねた。
好調同士の一戦は、ホームの福岡が攻勢に。そんな中、4分に自陣でボールを奪った碓井がハーフウェイライン手前からロングシュートを放つ。ライナー性のボールはGK太田岳志にキャッチされるもいきなりゴールを脅かす。
その後も福岡は13分に上島がセットプレーからヘディングシュート。26分には安藤が相手のクリアボールをダイレクトで右足を合わせ、強烈なシュートを枠に飛ばすが、どちらもGK太田の守備範囲に飛んでしまう。
44分にも上島のヘディングシュートがクロスバーの上をわずかに逸れるなど、福岡ペースで前半が進んだ中、終了間際にはようやく京都にチャンス。ボックス手前でパスを受けたマルコ・トゥーリオが巧みなスキルで一人交わし、ゴール右上へコントロールシュート。だが、ここはGK小畑裕馬が好守を披露し、ゴールレスで試合を折り返した。
後半に入ると、ここまで劣勢だった京都が試合を動かす。53分、原が味方のパスに反応し、ボックス右外に持ち込んで低弾道のクロス。これを平戸太貴が右足で合わせると、相手DFに2度当たってそのままゴール左に吸い込まれた。
苦しい展開ながら先制に成功した京都はさらに56分、福岡慎平のクロスがボックス内でブロックしようとした奈良のハンドを誘発してPKを獲得。これを原が沈めて、一気にリードを2点に広げた。
立て続けに2失点を喫した京都は、交代カードを切りながら反攻に出る。79分には松岡大起のボックス左へのロングパスに抜け出した岩崎悠人が胸トラップから折り返し、最後は紺野がプッシュ。しかし、VARの判定の結果、岩崎のトラップがハンドだったとし、ゴールは取り消しとなる。
あと一歩のところまで迫るも、なかなかゴールが奪えない福岡。それでも福岡がここから驚異の粘りを見せる。終盤の猛攻の中、後半アディショナルタイム3分にクロスの流れからウェリントンが右足を振り抜いて一点差に。さらにその2分後、クロスがゴール前で混戦となると波状攻撃の中から、最後は重見柾斗がこぼれ球を押し込んだ。
土壇場で福岡が追いつくと、このまま2-2で試合終了。両者、勝利こそ掴むことができなかったものの、5試合無敗を継続した。





