コモは11日、セルティックからドイツ人FWニコラス・キューンの獲得を発表した。契約は2029年夏までの4年となる。
ライプツィヒやアヤックス、バイエルンなどのセカンドチームを渡り歩き、2024年1月にラピッド・ウィーンからセルティックに加入したキューン。前田大然らとともに攻撃陣の一角として頭角を表すと、昨季はスコティッシュ・プレミアシップでの10得点8アシストを含め、公式戦51試合で21得点15アシストをマークした。
イタリア『スカイ』によると、移籍金額は1900万ユーロ(約32億7000万円)。スコットランドを経由して欧州5大リーグに辿り着いた25歳のウインガーは新天地の公式サイトを通じて「ここに来ることができてワクワクしている」と喜びを語る。
「監督とは長いこと話をした。ピッチに立つこと、スタジアムに慣れること、そしてファンの前でプレーすることが楽しみだ」
「この決断は簡単だった。プロジェクトに野心が溢れ、その一員としてチームが成長し、より重要な目標を達成できるようベストを尽くしたいと思った」
「街も美しい。まさに映画のセットのようだよ。こんなにも美しい場所で新たな冒険を始めることができて幸せだ」
また、セスク・ファブレガス監督は「ニコは鋭さやテクニックがあって、スペースへの理解もある。創造性とインテンシティもあるし、我々が目指す戦い方にぴったりだ。セリエAでの我々に新しいものをもたらしてくれるはずだ」と述べている。




