アヤックスを退団したイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンのブレントフォード入りが近づいているようだ。『ジ・アスレティック』などが伝えている。
現在35歳のヘンダーソンは、かつてリヴァプールで主将も務め、在籍した2011年から2023年の間で公式戦492試合に出場し、プレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇を経験。その後、サウジアラビアのアル・イテファクで半年プレーした後、昨年1月にアヤックス入り。同クラブでもキャプテンマークを任され、2024-25シーズンはエールディビジ制覇にあと一歩のところまで迫った。すると今月10日、契約は2026年6月末まで残していたものの、ヘンダーソンの申し入れから解消に至った。
ヘンダーソンには、古巣サンダーランドなどヨーロッパ各地から関心が寄せられていた。しかし、今回の報道によれば、同選手はイングランド復帰を最優先事項としており、ブレントフォードへの2年契約でのフリー加入が濃厚となっている模様。メディカルチェックとサインは今週末に行われる予定であるものの、リヴァプールの元チームメイトで先日、交通事故により逝去したディオゴ・ジョタと遺族らに敬意を表し、公式発表は来週まで行われない見込みのようだ。
ブレントフォードはヘンダーソンのピッチ内外での実力と経験を評価。デンマーク代表MFクリスティアン・ノアゴールのアーセナル移籍が決定した時点で、同選手をターゲットにしていたという。
