エヴァートンは9日、スウェーデン1部のBKヘッケンに所属するなでしこジャパンのDF北川ひかるの加入を発表した。背番号は「13」。
現在28歳の北川はJFAアカデミー福島、浦和レッズレディース、アルビレックス新潟レディース、INAC神戸レオネッサでプレーした後、パリ五輪終了後の2024年8月にヘッケンに完全移籍。今シーズンはここまでリーグ戦10試合に出場し、1ゴールを記録していた。
イングランド挑戦が決まった北川は、クラブ公式サイトを通じて「エヴァートンでプレーできることにとても興奮しています」と語り、喜びをあらわにした。
「昨シーズンのエヴァートンを見て、監督とも話をした後に、入団することを決めました。契約前には穂之香とも話をして、クラブのことを教えてもらいました。エヴァートンは温かい雰囲気のクラブだと感じています。居心地がよく、フレンドリーな場所で、クラブの一員になれて本当に嬉しいです」
「グディソン・パークで試合ができるのも嬉しいです。ここに来て選手たちと一緒にプレーできることを本当に嬉しく思っています」
「このリーグでプレーすることが目標でした。リーグ戦でできるだけ多くの試合に出場し、勝ちたいです。ダービーを楽しみにしています。必ず勝ちたいです。激しい戦いになると思います」
「こんなに情熱的なサポーターの皆さんに愛されるよう、全力を尽くしたいと思っています。ファンの皆さんに愛していただけるよう、精一杯努力し、熱いパフォーマンスでお返ししたいと思っています。クラブオーナーの野心は理解しています。何よりも重要なのは結果を出すことだと考えています。新シーズンは、皆様に満足していただけるよう、ベストを尽くしたいと思っています」
エヴァートンには林穂之香が所属。また、7日には三菱重工浦和レッズレディースから石川璃音が加入することが発表されており、同クラブ3人目の日本人選手となった。