チェルシーが参戦中のクラブワールドカップ(クラブW杯)でFWリアム・デラップの獲得費用を回収したようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。
グループDに組み込まれ、2勝1敗の勝ち点6で2位通過を決めたチェルシー。優勝すれば最大1億1200万ポンド(約222億円)の賞金が入るなか、ここまで参加費の2800万ポンドを皮切りに、2勝分の300万ポンド、そしてベスト16進出ボーナスの550万ポンドをすでにゲットしている。
その総額は3650万ポンド(約72億3000万円)。デラップの獲得にあたり、移籍金として3000万ポンド(約59億4000万円)をイプスウィッチ・タウンに支払ったチェルシーだが、クラブW杯での戦いをまだ残すなかですでにそれを賄うだけでなく、それ以上の回収に成功している。
クラブW杯は今回から32チーム参戦の大規模大会に。欧州勢の参加費が他の大陸から参戦するクラブよりも割高な分配率においては物議を醸すが、出場クラブの懐事情を潤す大会として賞金の額も話題となっている。
なお、チェルシーは今後も勝ち進めばさらに賞金が入り、準々決勝進出で950万ポンド、準決勝進出で1500万ポンド、決勝進出で2200万ポンド。チェルシーはこの夏にさらなる補強に動くとされ、クラブW杯でどれだけ賞金を掴めるかも注目だ。




