愛媛FCは25日、DF島佑成がスウェーデン1部リーグのハンマルビーIFに完全移籍することを発表した。ハンマルビー側の発表によれば、4年半の契約を締結したという。また、「不測の事態がない限り、秋にHTFF(リザーブチーム/同国3部リーグ)にレンタル移籍する予定」と伝えている。
ヴィッセル神戸の下部組織でもプレーしていた島は、神戸U-18から愛媛U-18に移籍。出場機会こそなかったものの、2024シーズンから2種登録でトップチームに登録されていた。
18歳での海外挑戦が決まった島は、両クラブの公式サイトを通じてコメントしている。
■愛媛FC
「この度、スウェーデンリーグのハンマルビーIFに移籍する事になりました。トップチームでは試合に出場することができず、ファン・サポーターの皆様に自分のプレーをお見せすることができなかったのでとても悔しいです。U-18チームでは試合に出場する機会があり、昨年のプレミアリーグ参入戦では勝つことはできませんでしたが、広島まで来てくださったたくさんの方々の応援がとても力になりました」
「これまで支えて応援してくださったファン・サポーターの皆様に感謝申し上げます。クラブは変わりますが、これからも応援していただけると嬉しいです。今までありがとうございました」
■ハンマルビーIF
「伝統ある素晴らしいクラブと契約できたことを大変嬉しく思います。常に100%の力を出し切り、素晴らしいファンの前で早くプレーできることを願っています」
また、ハンマルビーのスポーツディレクターを務めるミカエル・ヒェルンベリ氏は、島について「佑成はスキルと教養が高く、大きなポテンシャルを秘めた選手で、日本のユース代表の中心選手として活躍してきた。彼をチームに迎えることができ、大変うれしく思う」と評価し、加入を喜んだ。また、HTFFへのレンタル移籍についても「ストックホルムでの生活とスウェーデンサッカーになれる時間が必要だ。そのために、秋にHTFFでプレーしてもらい、できる限り順応を加速させたいと考えている」と意図を説明している。

