チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)は23日、リヴァプールからDFナット・フィリップスの獲得を発表した。契約は3年となる。
2019年にリヴァプールのアカデミーからトップチーム入りしたセンターバックはシュトゥットガルトや、セルティックなどをローンで転々とするキャリア。2020-21シーズンにはケガ人続出のセンターバック陣を支える活躍が光ったが、その後も定位置確保に至らず、ローン移籍を繰り返した。
そして、今季はプレシーズンをリヴァプールで過ごした後、チャンピオンシップのダービー・カウンティに移り、公式戦33試合で1得点3アシストをマーク。来季からはWBAに活躍先を移しつつ、引き続きチャンピオンシップを主戦場とする運びとなった。
そんな28歳は新天地の公式サイトでWBA入りを喜ぶとともに、「ここ数年はローン移籍が続いたけど、僕や家族にとってどこかに移り住んでクラブやファンとじっくり関係を築けるのは本当に嬉しいことだよ」とコメントしている。
