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J2で18位低迷の山口、志垣良監督と契約解除…「再構築が必要」。中山元気コーチが新指揮官に

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レノファ山口FCは24日、志垣良監督との契約解除を発表した。志垣良監督との契約は23日付けで解除となり、本日からコーチの中山元気氏が監督に就任する。

ヴァンラーレ八戸やFC大阪のほか、U-16シンガポール代表や京都サンガF.C. U-18の監督歴も持つ志垣氏は2024年から山口を指揮。その1年目こそJ2リーグで11位に導き、天皇杯でもベスト8という結果を出したが、今季はリーグ戦で苦しみ、ここまで3勝8分け9敗の降格圏18位に沈む。

志垣氏と中山新監督はそれぞれクラブ公式サイトで次のようにコメントしている。

■志垣良氏

「レノファ山口FCに関わる全ての皆さまへ。まず初めに、この様な成績で降格圏内に位置する状況を招いてしまい大変申し訳ありません。このクラブと共にまだ見ぬ最高の景色を見ようとスタートし、努力を重ねて参りましたが、この度志半ばでチームを去る事になり残念な気持ちで一杯です」

「ただ、どんな状況化においても、熱くサポートして頂いたファン、サポーターの皆様には何度も勇気づけられ助けて頂きました。本当にありがとうございました」

「最後になりますが、常に前向きに、素晴らしい雰囲気の中一緒に戦ってくれた全ての選手、スタッフに感謝しています。彼らと共に過ごし、闘ったかけがえのない時間は私の誇りです。ポテンシャルを秘めた選手達が後半戦巻き返し、残留を勝ち取ってくれる事を願っています。一年半、本当にありがとうございました」

■中山元気氏

「このたび、レノファ山口FCの指揮を執らせていただくこととなりました。志垣監督の退任という結果を受け、私自身もその責任を重く受け止めております。残りの試合、選手・スタッフと力を合わせ、一戦一戦に全力で臨んでまいります。引き続き、ご支援とご声援のほど、よろしくお願いいたします」

また、代表取締役社長の渡部博文氏もこの監督交代の敬意を説明。クラブとしての責任も深く受け止めつつ、「J2残留に向けてここで戦力、戦術両面での再構築が必要であると判断し、今回の監督交代という決断に至りました」とし、中山氏を新監督に抜てきした理由も述べている。

「後任となる中山新監督は、これまでコーチとして現場に深く関わり、チームや選手の特性をよく理解していますクラブの方針にも精通し、現場の信頼も厚く、チームを再びひとつに束ねる存在として大きな期待を寄せています。クラブとしても全力で中山新体制を支え、J2残留に向けて、一丸となってこの苦しい局面を必ず乗り越えてまいります」

そして、ファンやサポーターにも「これまで、どんな瞬間も共に歩み、支えてくださったことに、心から感謝申し上げます。勝利を信じ、声援を送り続けてくださる皆さまの存在が、我々の力そのものです。これからもクラブ一丸となり、この挑戦に立ち向かってまいります。どうか変わらぬご支援とご声援を、引き続き賜りますようお願い申し上げます」との言葉を送った。

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