横浜F・マリノスは24日、大島秀夫ヘッドコーチの監督就任を発表した。
スティーブ・ホーランド氏の解任に始まり、ヘッドコーチだったパトリック・キスノーボ氏の昇格も実らず、明治安田J1リーグで最下位に沈む横浜FM。21日に行われた第21節のファジアーノ岡山戦は大島秀夫ヘッドコーチの暫定的な指揮下で戦った。
そんな岡山戦も0-1で敗れて公式戦3連敗となるなか、大島氏が監督に昇格する形で今後も指揮を執る運びに。現役時代にプレーした横浜FMで指導者キャリアを築くなかでトップチームの指揮官就任が決まり、クラブ公式サイトで立て直しを誓った。
「まずは、この難しい局面を打開していくには、自分がやるしかないという気持ちでいます。とにかくJ1リーグに残留するために、自分たちが何をやるかをはっきりとさせて、横浜F・マリノスらしい闘いをみせていくことが、その道につながっていると思います」
「チームやスタッフだけではなく、ファン・サポーター、パートナー・スポンサー、横浜市・横須賀市・大和市の皆さん、マリノスファミリー全員の総力を結集し、一丸となって闘い、最後はみんなで喜んでシーズンを終えることができればと思います」
「引き続き、熱いサポートをお願いします」
また、スポーティングダイレクターの西野努氏も「このたび、大島秀夫ヘッドコーチを正式に横浜F・マリノスの監督に任命する運びとなりました」とし、チーム一丸でのサポートを約束している。
「今、最も大切なことは、クラブがひとつになることです。気持ちをひとつにすれば、必ずこの難局を乗り越えることができると信じております。そのため監督の人選については、良い時も悪い時も知っていて、クラブ愛のある、覚悟をもった人を選びました。クラブがひとつとなり、是が非でもJ1リーグに残留するため、大島監督と残りのシーズンを闘っていきます」

