柏レイソルは7日、川崎フロンターレから瀬川祐輔を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「20」に決定している。
現在31歳の瀬川は、ザスパクサツ群馬でプロデビューを飾り、大宮アルディージャを経て、2018年に柏に完全移籍で加入。3シーズンプレーした後に湘南ベルマーレに活躍の場を移すと、2023年に川崎Fへ。途中出場も多い中、1年目には明治安田J1リーグで27試合6ゴール、昨季は同リーグで28試合1ゴールを記録していたが、今季は長谷部茂利新監督のもとで出場機会を減らし、8試合1ゴールに留まっていた。
4年ぶりの柏復帰が決まった瀬川は、両クラブの公式サイトで以下のようにコメントしている。
■柏レイソル
「4年ぶりに帰ってきました。レイソルを優勝させることしか考えていません。レイソルのために最後まで闘い続けます。これからよろしくお願いします」
■川崎フロンターレ
「柏レイソルに移籍することになりました。まずはじめに、選手、スタッフ、サポーター、そしてフロンターレに関わるすべての皆様、たくさん支えていただいて、本当にありがとうございました。フロンターレで過ごした2年半、どれだけの勝利に貢献できたのか、どれだけ自分のプレーを見せられたのか、思い返しても本当に悔しい気持ちでいっぱいです」
「しかし、この悔しい気持ちは、僕をたくさん成長させてくれました。課題に向き合って取り組む大切さ、どんな状況でもひた向きにやり続けることの大切さを再確認できました。だからこそ(5月の)浦和戦のゴールは、サッカー人生の中でも一番うれしかったゴールになった気がします」
「最後になりますが、フロンターレに来て、天皇杯で優勝できたこと、ACLEで準優勝できたこと、そして何より、すばらしい仲間たちと出会えたことは、僕の人生の大きな財産です。川崎フロンターレが大好きになりました。あらためて、2年半、本当にありがとうございました」

