サンフレッチェ広島は2日、柏レイソルからFW木下康介の完全移籍加入を発表した。
身長190cmのサイズを誇る30歳のストライカーで、ドイツやスウェーデン、ベルギー、ノルウェーで欧州経験を積み、2021夏に浦和レッズ入り。その後、水戸ホーリーホック、京都サンガF.C.でのプレーを挟み、2024年から柏に加入した。
柏1年目は明治安田J1リーグ38試合で初の二桁となる10ゴールをマーク。今季もここまで14試合で3得点だったが、途中出場がメインで、このタイミングで移籍を決断した。
広島の公式サイトで「このクラブにすべてを捧げる覚悟で来ました。一つでも多くの勝利を目指し、共に戦っていきたいです。皆様にお会いできることを楽しみにしています」と意気込みを語る。
一方で、柏を通じては「柏レイソルに関わるすべての皆様、このたび、サンフレッチェ広島に移籍することになりました」と切り出した上で、これまでに感謝した。
「まずはシーズン途中でチームを離れることになってしまったこと、申し訳なく思っています。色々な感情があり、葛藤しましたが、最後は自分でこの道を選びました」
「長いとは言えない期間でしたが、このクラブで共に戦えたこと、苦しい時期もありましたが支えて下さった皆様には感謝しかありません。日立台でゴールし、勝利を喜び合えたことが一番の思い出です。本当にありがとうございました!」

