チェルシーがイングランド代表FWジェイドン・サンチョの去就を巡って動き出したようだ。
今季開幕から少ししてマンチェスター・ユナイテッドを離れ、チェルシーにローン加入したサンチョ。公式戦41試合で5得点10アシストの数字を残し、先のカンファレンスリーグ決勝ではレアル・ベティスを突き放すチーム3得点目で初優勝に貢献した。
エンツォ・マレスカ監督からは現時点で何の決まり事もないとの言葉が発せられる状況だったが、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、チェルシーは選手の代理人と交渉へ。クラブの給与体系に見合う契約条件で合意できれば残留を望むという。
そんなチェルシーは2500万ポンド(約48億4000万円)の買取オプションを手にしてのレンタルで、プレミアリーグ15位以内でのフィニッシュという発動条件を満たしたため、その行使が義務に。一方で、500万ポンド(約9億6000万円)を支払えば破棄できるともされる。
なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者もチェルシーとサンチョの代理人による交渉をレポート。チェルシー側はサンチョにマンチェスター・U時代と同等のサラリーを支払うつもりがないといい、そこでどう折り合いをつけるかが焦点になりそうだ。



