バルセロナの元スペイン代表FWアンス・ファティにモナコ行きの動きがあるようだ。
16歳でバルセロナのカンテラからトップチームデビューに漕ぎつけ、その勢いそのままに2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場したファティ。リオネル・メッシから10番を引き継ぐほど、バルセロナ期待の存在だったが、近年はケガで停滞感が漂い、ブライトンからバルセロナにローンバックした今季もハンジ・フリック新監督のもとで公式戦11試合に出場しながら、ゴールもアシストもない。
今やラミン・ヤマルが今後のバルセロナを背負って立つスターとして脚光を浴び、今夏の移籍が濃厚視される22歳アタッカーだが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、すでにその動きが進む模様。南野拓実も所属するモナコが合意間近という。
クラブ間では買い取りオプションにプラスして、モナコに完全移籍後のセルオン条項も付随させてのローン移籍で交渉が進展中。ファティ本人もこの移籍を熱望しているといい、クラブ間の進展具合から合意に接近しているそうだ。
モナコは今季のリーグ・アン3位フィニッシュで来季のチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得。報道どおり、ファティはモナコで再起を期すことになるのだろうか。






