フライブルクは20日、デンマークのブレンビーからFW鈴木唯人を獲得したことを発表した。背番号は「14」。契約内容については明かされていないものの、ブレンビー側の発表によれば、2025年7月1日からの契約となる。
現在23歳の鈴木は、2023年夏に清水エスパルスからブレンビーへ完全移籍。2022-23シーズンの後半はすでにストラスブールへレンタル移籍していたアタッカーで、デンマークでの1シーズン目には11ゴール10アシスト、25日に最終戦を控える今シーズンは12ゴール6アシストと、安定した決定力を示してきた。
ドイツ挑戦が決まった鈴木は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「フライブルクは素晴らしい評判と確固たる伝統を誇っています。クラブとの話し合いの中で、経営陣は僕の考えや目標と非常に一致した明確な方向性を示してくれました。この明確な姿勢が、移籍を決断する上で大きな役割を果たしました。チームは近年、今シーズンを含め素晴らしい成績を収めており、私はその継続的な成功に全力で貢献していきます。ブンデスリーガでの新たな挑戦を楽しみにしており、フライブルクのユニフォームを着られることを誇りに思います」
また、取締役を務めるヨッヘン・ザイヤー氏は、「ユイトは、ゴールへの脅威と巧みなパス能力という、特別なバランスを備えてる。彼のスピード、多様性、そして優れたテクニックは、我々の攻撃を豊かにしてくれるでしょう。ユイトの獲得に長い間取り組んできましたが、ついに実現して大変嬉しく思っている。他のリーグの多くの選手と同様に、彼もブンデスリーガの試合の激しさや特殊性に慣れる必要があるのは確かです。しかし、それほど時間はかからないでしょう」と高く評価していることを明かし、期待を口にしている。
なお、ドイツ『スカイ』によれば、移籍金は移籍金は700万〜800万ユーロ(約11億4000万~13億円)。フライブルクには日本代表MF堂安律が在籍しているものの、今夏の移籍が取り沙汰されている状況だ。

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