横浜F・マリノスは17日、クラブ公式サイトで声明を発表した。
昨季のリーグ戦では9位に終わり、今季は新たにスティーブ・ホーランド監督を招へいした横浜FM。だが、開幕から苦戦が続き、11試合で1勝5分け5敗と大不振に陥ると、4月18日に同監督との契約を解除。5月5日にヘッドコーチのパトリック・キスノーボ氏が後任として正式に就任するも、その後も白星を飾ることができず。17日に行われた明治安田J1リーグ第17節の京都サンガF.C.戦では、0-3で敗れてクラブワースト記録タイとなる泥沼の6連敗。10試合未勝利で最下位と深刻な状況が続いている。
徐々にクラブ史上初のJ2リーグ降格がちらつく中、京都戦後の夜、横浜マリノス株式会社の代表取締役社長 中山昭宏氏は、「ファン・サポーターの皆さまへ」と題して声明を発表。ここまでの結果に対する謝罪を述べ、ここからの挽回を誓っている。
「日頃より、熱い応援を送ってくださるファン・サポーターの皆さまに心より感謝申し上げます」
「そして、このような結果となっていることに対し、深くお詫び申し上げるとともに、非常に重く受け止めております」
「2025シーズンのJ1リーグも15試合を終え、現在1勝5分9敗で最下位と非常に苦しい状況が続いておりますが、横浜F・マリノスはこの順位にいることが許されるクラブではありません。Jリーグ開幕から皆さまが大切に築いてきた横浜F・マリノスの歴史と伝統を必ず守る必要があります」
「そのためにも、J1残留に向けて覚悟を持って臨み、目の前の一戦一戦を大事にし、絶対に残留させます。また、そのために必要なことは、クラブとしてすべて取り組んでまいります。そして、クラブがこの厳しい状況から抜け出すには、皆さまのお力添えが必要です。これからもともに戦って下さい。どうぞよろしくお願い申し上げます」

