バルセロナのヴォイチェフ・シュチェスニーが、クラブから2年間の契約延長オファーを受けていることを明かした。スペイン『マルカ』が伝えている。
昨シーズン終了時にユヴェントスを退団し、現役引退を発表していたシュチェスニー。しかし、昨年10月にバルセロナのキャプテンであるマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが長期離脱となると、同クラブからオファーを受けて現役に復帰した。すると、加入当初こそベンチを温めていたが、年明けあたりから主力の座を掴み、ここまで公式戦29試合に出場し、13度のクリーンシートを達成。チャンピオンズリーグ(CL)こそベスト4に終わったものの、コパ・デル・レイ制覇、ラ・リーガも優勝を目前としており、国内2冠に迫るチームの支えとなっている。
そんな現在35歳のシュチェスニーだが、クラブからの新契約のオファーがある模様。だが、現在はまだ去就について決めておらず、今後の数週間で決断するという。
「2年間の契約延長オファーをもらったことは隠すつもりはないけど、家族と相談をして僕らにとって何が最善かを決めなくてはならない」
「家族、そして妻のために、共に決断する義務があると思っているよ。だから、まだ何も決めていない。家庭に関するほとんどの決定は妻が下しているけど、それを全く恥じてやしないよ。普段、フットボールに関する決定は僕が下しているんだけど、今回はとても異例な状況だからね」
「(元々は)僕らは1年間ここに来て、夢を実現させ、その後ゴルフに戻ることを決めていたからね。これからの数週間で決めるつもりだよ。学業や引っ越しなど、諸々の事情もある。今はここで起こったことを楽しんでいて、ここに留まるかどうかはまだ考えていない状況さ」




