日本代表DF伊藤洋輝がバイエルン1年目からブンデスリーガ王者となり、マイスターシャーレを高らか掲げた。
昨夏にシュトゥットガルトでの活躍が認められ、ドイツ屈指の強豪バイエルン入りを果たした伊藤。プレシーズン中に負った右足の中足骨骨折に苦しみ、2月にようやくデビューに漕ぎつけた。
3月末に再び右足の中足骨を骨折して今季終了に追いやられるなど、不完全燃焼の1年だったが、バイエルンは2季ぶりにブンデスリーガを制覇。10日のホーム最終戦でセレモニーが行われた。
その輪に伊藤の姿もあり、ハリー・ケインらチームメイトに見守られながら笑顔でトロフィーリフト。自身のインスタグラムでは今季を振り返り、感謝の言葉とともに来季への抱負を綴った。
「怪我の多いシーズンでしたがサポートしてくれたチームメイトに感謝します、ありがとう! まずはしっかりと怪我を治して、来シーズンもまたシャーレを掲げます!」
また、「そして、偉大なるこのクラブのレジェンドと一年間プレーできたことをとても嬉しく思います」と今季限りで退団するトーマス・ミュラーにも感謝の言葉を続けている。
「温かくチームに受け入れてくれたことに感謝します。ありがとうトーマス!」
なお、日本人選手がブンデスリーガ優勝を経験したのは奥寺康彦、大久保嘉人、長谷部誠、香川真司に続いて史上5人目。来季はケガなく、フル稼働する姿を期待したい。

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