ウェストハムは9日、元イングランド代表DFアーロン・クレスウェル、元ポーランド代表GKウカシュ・ファビアンスキ、チェコ代表DFウラジミール・クーファル、元イングランド代表FWダニー・イングスの4選手が今季限りの契約をもって退団すると発表した。
それぞれ30歳オーバーの4選手は2022-23シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝メンバー。そのなかで、左サイドバックのクレスウェルが2014年夏に加入と最も在籍年数が長く、通算366試合の出場数を誇る。
今年1月から指揮を執るグレアム・ポッター監督はクラブ公式サイトにて、このタイミングで退団のアナウンスに至った経緯とともに、それぞれの多大な貢献を強調しながら労った。
「アーロン、ウカシュ、ウラジミール、ダニーと一緒に仕事ができて嬉しかった。彼らは誰もがピッチ内外で素晴らしいプロフェッショナルで、プレミアリーグでの経験もあり、チームメイトをはじめ、クラブの全員から愛され、尊敬されている」
「今季はまだ重要な試合があと3試合あるし、彼らができるだけチームの力になるために100%集中していることだろう。だが、彼らへの敬意、クラブへの貢献、そしてサポーターが今季のホーム最終戦で感謝の気持ちを伝えられるようにするためにも、このタイミングで発表すべきだと考えた」
なお、ウェストハムは18日に行われるプレミアリーグ第37節のノッティンガム・フォレスト戦が今季のホーム最終戦となる。



