浦和レッズは6日の明治安田J1リーグ第15節でガンバ大阪とのホーム戦に臨み、0-1で敗戦。連勝が「5」で止まった。
試合後のマチェイ・スコルジャ監督は「非常に難しい試合だった」と切り出すと、次第にミドルゾーンでブロックを組み、待ち構える守備に転じていったG大阪に「色々な形で攻撃を仕掛けたが、ディフェンスラインを突破してチャンスを作れなかった」と唇をかみ、「このホーム5連戦も5連勝で終わらせたかったし、我々にとってはつらい結果になってしまった」と続けた。
そんな浦和はこれまでの良い流れを続けようと前節と同じ先発メンバーでスタートしたが、1トップに入る松尾佑介をはじめ、中盤にブロックを作るG大阪の背後を突いていけず。鋭さを欠いた攻撃が続くなかで何度か巡った決定機を生かせず、押し込む形に持っていった終盤もG大阪の身体を張ったブロックに阻まれ、シュート数も最終的に相手の11本を下回る7本にとどまった。
「今日ももちろん、追いついて逆転するのを目指したが、今日の試合では力が十分ではなかった。セレッソ(大阪)戦や京都(サンガF.C.)戦などは失点してから得点したが、今日の試合は失点してから得点を取る力が不十分だったといえる。だが、このチームには基本的にリードされても逆転する力があると思っている」
ここで6試合ぶりの黒星となったが、今節まで5連勝。「選手のハードワークに敬意を表したい。常にハードワークする姿を見せてくれている。今日の敗戦をバネに、さらに上昇したい。浦和は素晴らしいチーム、偉大なチームだと思っている人がいたならば、まだそうではないというのが見えたと思う。これからもまだまだハードワークしていかないといけない」と前を向いた。
ちなみに、9分に左足負傷で負傷交代したGK西川周作についても触れられ、「周作のケガが重症でないのを祈っているが、状態を知るには明日まで待たないといけない」と語っている。
ここで足踏みの浦和は前節の2位から暫定3位に。次節はアルビレックス新潟とのアウェイ戦に臨む。

