ヘントの元日本代表DF渡辺剛にフェイエノールト移籍の可能性が浮上している。
オランダメディア『1908.nl』が「フェイエノールト、ワタナベ獲得に向けてヘントにオファー」との見出しで報道。フェイエノールトは1カ月前から興味を示すなかで正式なオファーを出したといわれ、ヘントのスポーツディレクター(SD)であるアルナー・ヴィダルソン氏が数百万ユーロのオファーを受けるかどうかを検討しているという。
フェイエノールトはトーマス・ベーレン、ゲルノト・トラウナー、ジェイランド・ミッチェルのセンターバック陣に移籍する選手が出てくると睨み、代わりとなる選手を模索。渡辺や代理人からは移籍の意思を確認済みといい、現在の市場価値は900万ユーロ(約14億7000万円)とも綴られる。
FC東京でのプロ入りを経て、2022年冬のコルトレイク行きで欧州挑戦の渡辺は2023年夏からヘントへ。代表からは2024年1月を最後に遠ざかるが、ヘントではキャプテンマークを任されたりするほか、プレー面でも今季のここまで公式戦46試合に出場(3得点2アシスト)と主軸と化す。
そんな渡辺は現在28歳。フェイエノールトへの移籍となれば、上田綺世と同僚となるだけでなく、ステップアップとなるが、実現するだろうか。





