レアル・ソシエダは24日、イマノル・アルグアシル監督の今シーズン限りでの退任を発表した。
クラブは公式サイトで「イマノル・アルグアシル監督は、来シーズンはチームの監督は続けないという決断を伝えた。6年半率いて今季終了後に白と青のチームを退くことになる。しかし、その瞬間が来る前に、戦わなければならないことがたくさんある。我々は6位でのヨーロッパリーグ出場権獲得を目指している。この素晴らしい物語を完結させるには、全員の最後の努力が必要だ」と述べ、指揮官への感謝を伝えた。
レアル・ソシエダの下部組織出身で現役時代にトップチームでもプレーした過去を持つイマノル監督は引退後、同クラブのスカウトを務めた後に、2011年にユースチームの監督に就任。以降はBチームのアシスタントコーチや監督を務めると、2018年3月にエウセビオ監督が解任されたことでトップチームの暫定監督に。
その後は再びBチームの監督を務めていた中、2018年12月にアシエル・ガリターノ監督が解任されたことに伴い、再びトップチームの暫定監督となると、同シーズン終了後に正式就任。2019-20シーズンにはコパ・デル・レイ制覇、2022-23シーズンからは久保建英も指導し、同シーズンにはラ・リーガで4位に入る躍進を見せるなど、近年では上位争いに加わっていた。だが、今季はここまで12勝6分け15敗で9位に位置している。


