コッパ・イタリア準決勝2ndレグが23日に行われ、インテルとミランが再戦した。
1stレグは1-1のドローに終わった両者。開始9分にルーズボールを拾ったマッテオ・ダルミアンが右からそのまま持ち上がり、フィニッシュにもっていったほか、22分に素早いリスタートからフェデリコ・ディマルコもゴールに迫るなど、インテルがチャンスを作る。
33分にもラウタロ・マルティネスにフィニッシュシーンが巡ったインテルだが、36分に右からアレックス・ヒメネスがクロスを上げると、ルカ・ヨヴィッチがヘディング。ミランがワンチャンスを生かして先にスコアを動かし、2戦合計スコアでも一歩前に出る。
そんなミランに次のゴールをもたらしたのもヨヴィッチ。50分の左CKでファーのラファエル・レオンとニコロ・バレッラが競り合うと、混戦からこぼれ球に反応したヨヴィッチがドッピエッタとなる追加点を決めて、ミランがインテルを突き放して見せる。
インテルはヘンリク・ムヒタリアンが果敢にシュートを放っていけば、ラウタロもヘディングシュートで迫るが、85分にボックス左のスペースでボールを受けたタイアニ・ラインデルスが左足フィニッシュでダメ押し弾。ミランがこのまま3-0で勝利した。
2戦合計スコアでも4-1とインテルを上回ったミランが2017-18シーズン以来の決勝進出。決勝ではボローニャvsエンポリの勝者と対戦する。





