ユルゲン・クロップ氏に浮かぶレアル・マドリー行きの噂について、代理人がコメントした。
昨季をもってリヴァプールを離れ、レッドブルグループでグローバルサッカー部門の責任者として新たなキャリアを歩み始めたクロップ氏。監督業からの引退を公にしてはいるが、これまでの実績から、将来的なドイツ代表監督就任などが取り沙汰される。
そうしたなか、最近ではブラジル代表の監督就任説とともに、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト8敗退により、カルロ・アンチェロッティ監督の進退問題に揺れるレアル・マドリー行きの噂も。クロップ氏本人も現職に不満を抱えていると報じられる。
だが、代理人のマルク・コシケ氏はドイツ『スカイ』で「ユルゲンはレッドブルのグローバルサッカー部門責任者という新たな役割にとても満足している」ときっぱり。多くのクラブや協会から具体的な関心、あるいは問合せがあるものの、来季も監督を務める予定がないようだ。
なお、RB大宮アルディージャの視察で来日するなど、多忙のクロップ氏は現在、今季いっぱいをジョルト・レーヴ暫定監督で乗り切ると決断したRBライプツィヒの新指揮官探しに勤しんでいる。


