ミランのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが今夏去就に言及した。
2017年夏にトッテナムからマンチェスター・シティ入りし、不動の右サイドバックに長らく君臨したウォーカー。通算300試合以上の出場数を積み上げるとともに、チームとしても数々のタイトルに貢献し、キャプテンマークも任された。
今季もシティでスタートしたが、プライベートでの乱れも影響してか、肝心のプレー自体に精彩を欠き、衰えの声も。そうして去就が騒がれるようになるなか、冬のタイミングでミランへと買取オプション付きのローンで移籍を決断した。
それから3カ月が経とうとするなか、34歳サイドバックはイギリス『BBC』内にある自身のポッドキャストでミラン行きの決断をこう振り返る。イタリア『スカイ』が伝えた。
「フットボールではチャンスがあるなら、それを掴まないといけない。違うリーグや文化を経験し、ミランのようなクラブでプレーするのを断るなんてできないと思う」
「ミランのようなクラブが自分を欲しているとわかれば、そこに行きたいし、新しいチャレンジがしたいと思うものさ。世界にはノーと言えないクラブがある。僕にとっては去るときが来たんだ」
また、完全移籍の話も浮かぶ今後についても触れ、現時点でレンタルプレーヤーの身であるのを強調し、クラブ間の決定を待つとしている。
「別れを告げた後、(ジョゼップ・)グアルディオラが立ち上がって、本当にいいスピーチをしてくれた。すべてに感謝の意を表してくれたんだ。でも、まだ終わったわけじゃない。僕はミランにレンタル移籍しているだけだ」
「シティに戻る可能性も考慮する必要がある。無論、シーズン終了後に両当事者で合意に達しなければならない。この章が完全に終わったわけじゃないけど、どうなるか見てみよう」





