明治安田J1リーグ第8節の東京ヴェルディvsFC東京が2日に味の素スタジアムで開催された。
開幕連敗スタートも直近5試合では2勝2分け1敗と復調傾向にある12位の東京Vと、開幕3試合で2勝を挙げて以降1分け3敗と低調な戦いが続く15位のFC東京による今季初の東京ダービー。東京Vはゴールレスドローに終わった前節の柏レイソル戦からのスタメン変更はなし。FC東京は川崎フロンターレとの神奈川ダービーに敗れた前節からスタメン3人を変更した。土肥幹太、岡哲平、仲川輝人が外れ、木本恭生、エンリケ・トレヴィザン、エヴェルトン・ガウディーノを起用している。
16年ぶりのJ1での開催となった昨季のダービーマッチは2試合ともにドロー。リーグ戦での通算成績も6勝6分6敗とまったくの五分。両者ともに勝利で一歩前に出たい中、序盤は思うように決定機を作れず。
それでも前半半ばに差し掛かると、徐々に東京Vが押し込み始める。19分の染野唯月のヘディングシュートはGK野澤大志ブランドンに阻まれたが、直後の左CKでキッカーの山見大登がクロスを供給すると、ニアサイドの林尚輝が頭で合わせてゴールネットを揺らした。
先制点を許したFC東京もすぐさま反撃態勢。23分には流れるパスワークからボックス右手前の佐藤恵允がゴール前にラストパス。走り込んだ俵積田晃太が右足でシュートを放つが、GKマテウスが足で触れたボールは左ポストに当たってゴールとはならない。
それでも前半終盤、FC東京が追いつくことに成功する。43分、左サイドのハーフウェイラインを越えたあたりから高宇洋が相手最終ラインの裏へ浮き球を供給。これに反応していた佐藤がワントラップから左足でゴールに流し込み、試合を振り出しに戻した。
1-1で試合を折り返すと、前線からのプレスを怠らなかった東京Vが相手のミスを誘発して勝ち越しに成功する。52分、ハーフウェイライン付近で見事なボール奪取を見せた綱島悠斗がスルーパスを供給。ここはH・トレヴィザンに阻まれるも、GK野澤に渡ったボールに対して、染野がすかさずプレッシャーをかけ、切り返したボールを右足で触ると、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。
勝ち越しに成功した東京Vだが、ゴールの場面でGK野澤との接触で足を痛めていた染野が負傷交代。一方、不運な形で再び追いかける立場となったFC東京は60分にマルセロ・ヒアン、71分には東慶悟、北原槙、仲川輝人を投入して打開を図る。
それでも東京Vの粘りの前に思うようにチャンスを作れなかったFC東京。しかし、終盤に意地を見せる。89分、敵陣中央右から安斎颯馬がファーサイドに高めのクロスを送る。H・トレヴィザンが競り勝って頭で合わせたボールはゴール右に吸い込まれた。
このまま試合は2-2で試合終了。東京Vはリーグ戦2試合連続ドローも4試合無敗を継続。一方のFC東京は3連敗こそ逃れるも、リーグ戦5試合未勝利と苦しい状況が続いている。

