日本代表は20日の2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)グループC第7節でバーレーン代表をホームに迎え撃つ。
ここまでの6試合を5勝1分け無敗で首位を独走し、8大会連続8度目のW杯出場に王手をかけて今シリーズを迎えた日本。バーレーンに勝てば最速でのW杯出場が決まるが、仮に引き分けても、先に試合を行うオーストラリア代表vsインドネシア代表戦の結果次第でその瞬間を迎える。
そんな日本で注目の選手が所属先のセルティックで公式戦42試合に出場し、28ゴールと絶好調のFW前田大然。合流初日の18日は打撲の影響で別メニューだったが、試合前日はチームの輪に入り、問題なしをアピールしている。
セルティックでは調子の良さが際立つが、「今までやってきたことを今季もやっているだけ」とその要因に多くを語らず。ただ、「(横浜F・)マリノスのときも、点がとれているときはずっととれているイメージがある。それが今、セルティックであるのかな」と分析した。
森保一監督からはその好調ぶりからFW起用が示唆されるが、「FWもだし、ウイングバックでも、シャドーでも代表でやっているし、どこで出てもいいようしっかり準備したい」との思い。FWとして出れば前からの守備も期待でき、本人もそこで自分の良さを出したいと話す。
「スイッチを入れられると思うし、前でしっかりとって、カウンタープレスではないけど、そういうのができると思う。自分の良さを出していけたらなと」
前回のW杯出場が決まった際はその瞬間に立ち会えず。その当時は「嬉しいけど、悔しい部分があった」と振り返り、「今回はそのチャンスがある。しっかりとプレーして、そのピッチに立ちたい」と語った。
セルティックでの好調理由をはぐらかしつつ、「1年目、2年目に比べたら、全然違うところにきている」と手応えも語るなかで、「しっかりと代表で点をとってW杯(出場)を決めたい」と意気込む韋駄天ストライカー。日本をW杯出場に導くゴールを決められるか。

