日本代表は18日、千葉県内で2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)のバーレーン代表戦に向けてトレーニングを行った。
合宿2日目のこの日から招集メンバー27選手が集結し、スポルティングCPでプレーするMF守田英正も合流。今シリーズの森保ジャパンでも中盤から舵取り役が期待されるが、負傷が重なり、今月9日のプリメイラリーガで実戦復帰した。
15日の試合で約2カ月ぶりの先発を果たした29歳は「まだ2試合しかできていないし、コンディションが100%戻りきっていないのは事実」としつつ、「戻れたのはよかったし、万全の状態で試合に臨めるよう最後までいい準備をしたい」と語った。
負傷離脱中に連絡を取り合うだけでなく、「何回か身体のチェックにも来てもらった」という代表のメディカルスタッフにも感謝し、今回の代表活動に間に合った守田だが、所属先でのフル出場は昨年12月5日のプリメイラリーガが最後だ。
だが、「そう(万全)でないと来れないと思っている。両方ともフルで出るつもりで準備したい」と万全をアピール。守備のバランスも意識しつつだが、「瞬間、瞬間に飛び込むシチュエーションを多く作って得点したい」と持ち味の攻撃参加も誓った。
そんな守田は今予選のここまで5試合に出場し、3得点1アシストとゴールを決められる中盤として存在感。20日の試合で対戦するバーレーンを相手には第2戦で2ゴールを奪う活躍を披露し、「いいイメージをもって試合に臨める」と述べる。
今回のバーレーン戦は勝てば日本の8大会連続8度目となるW杯出場が決まるとあって、かかるものが違ってくるが、「基本的に普段と変わらないでいいと思うけど、ほんの少しだけ、熱意とか、いろいろなものを背負ってプレーするのが大事」と説いた。
あくまで攻守のバランスを司る役割だが、「どうせなら数字でチームに貢献したい」とも話す守田。負傷明けだが、今月の森保ジャパンも中盤から支える。

