明治安田J1リーグ第6節の鹿島アントラーズvs浦和レッズが16日に県立カシマサッカースタジアムで開催された。
4連勝で首位の鹿島が開幕5試合目にしての初白星を機に乗っていきたい15位の浦和をホームに迎え撃った一戦。ともに前節と同じイレブンでスタートし、立ち上がりから仕掛け合う展開となるなか、9分にチアゴ・サンタナが足を振っていくなど、攻め切る浦和が先にリズムを掴みにかかる。
マイボールにしても出しどころを探り、流れのなかで形を作りだせずにいる鹿島は20分の右CKからゴール前で競り合った植田直通がヘディングシュートに持ち込むが、クロスバーの上。28分には右サイドからの大きな展開でカウンターに転じたが、松村優太のフィニッシュは相手GKの正面を突く。
攻めた後の戻りも早く、鹿島にチャンスを許さない浦和は45分+4分、右サイドから関根貴大が折り返すと、植田とGK早川友基の間に入ったボールに松本泰志。倒れ込みながらの右足で移籍後初ゴールを決め、浦和がアウェイの地でハーフタイム目前に先手をとる。
前半終了間際に崩れ、1点ビハインドの鹿島は56分に知念慶、師岡柊生、チャヴリッチを一挙にピッチに送り込むが、62分にも浦和が鋭くカウンター。このシーンはGK早川の牙城を打ち破れなかったものの、チアゴ・サンタナが加点に迫り、浦和が引き続き効果的に攻め込む。
重心を前に置く時間が長い鹿島は知念や鈴木らがフィニッシュに持ち込むが、浦和の守備陣がことごとくブロック。76分に舩橋佑の投入にも動いた鹿島だが、終盤に入っても浦和が守備組織を崩さず。その浦和は交代も駆使して強度も保ちながら、試合を進めていく。
重たい流れが続く鹿島だが、90分に敵陣右サイドでFKのチャンス。こぼれを回収した鈴木の繋ぎから、最後は植田の浮き球に中の知念がヘディングで合わせ、最終盤に勝負強さを発揮した鹿島が追いついてみせる。
最後の最後に試合を振り出しに戻した鹿島は4連勝こそストップしたものの、J1リーグの新記録となるホーム戦26試合無敗を達成。敵地で大きな1勝に限りなく近づいた浦和だが、今季初の連勝とならなかった。

