柏レイソルは8日、成瀬竣平の加入を発表した。背番号は「31」。
名古屋グランパス下部組織出身の現在24歳の成瀬は、2種登録された2018年にトップチームデビュー。同年3月18日のJ1リーグ第4節の川崎フロンターレ戦ではリーグ戦初出場を飾り、17歳2カ月1日でのデビューはグランパスの最年少出場となっている。その翌年に正式にトップチーム昇格を果たすと、2020年にはJ1リーグ25試合に出場するも、主力定着には至らず。2022年からはファジアーノ岡山、水戸ホーリーホックなどへの育成型期限付き移籍を経験し、昨季にはV・ファーレン長崎に育成型期限付き移籍で加入。だが、明治安田J2リーグへの出場がわずか1試合に留まり、同シーズン限りで名古屋との契約も満了となっていた。
柏への加入が決まった成瀬は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
「このたび、柏レイソルに加入することになりました、成瀬竣平です。この歴史あるクラブの一員としてプレーできることを大変光栄に思います」
「まず初めに、僕を迎え入れてくださった柏レイソルのクラブ関係者の皆さん、監督、コーチングスタッフ、そしてチームメイトの皆さんに心から感謝の気持ちを伝えたいです。これまでの期間、様々な感情で押しつぶされそうになりながら日々を過ごしてきました。そんな中でも身近にいる方たちのサポートと励ましのおかげで、自分を見失わず準備を続けてこられました。これからは、この素晴らしいチームのために、大きな誇りと責任をもって、自分にできるすべてをピッチで表現し、日々の努力を通じて恩返ししていきたいと思います」
「サポーターの皆さんと共に勝利を分かち合える時を楽しみにしています。これから熱い応援をよろしくお願いします」

