京都サンガF.C.は25日、山田楓喜のポルトガル1部・CDナシオナルへ期限付き移籍を発表した。移籍期間は2025年6月30日まで。
京都の下部組織で育ち、同チームでJリーグデビューを果たした山田は昨季、東京ヴェルディに期限付き移籍。明治安田J1リーグで21試合に出場して5得点を記録した。また、昨夏に行われたパリオリンピックでは日本代表に選出され、3試合に出場した。
CDナシオナルは6日にすでに獲得を発表しており、同クラブによれば、山田は現地時間7日からチームトレーニングに参加している。
初の海外挑戦が決まった山田は、京都のクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「京都サンガF.C.を愛するファン・サポーターの皆さん、この度、ポルトガル1部のCDナシオナルに期限付き移籍することに決めました。色々選択肢はありましたが、自分らしいワクワクする選択をしたと自分でも思いますし、その選択を尊重してくれたクラブに感謝しています。もっともっとビッグになった山田楓喜を魅せれるように向こうでも自分らしく闘ってきたいと思います！」
ナシオナルは昨季のポルトガル2部リーグを2位で終えて昇格。今季はここまでリーグ戦18試合を終えて勝ち点19で14位に位置している。