Aリーグのパース・グローリーは16日、湘南ベルマーレの岡本拓也と京都サンガF.C.の三竿雄斗の加入を発表した。現時点での契約期間は2024-25シーズン終了時まで。
現在32歳の岡本は浦和レッズのユースから2010年にトップチームデビュー。V・ファーレン長崎への期限付き移籍を経て、2016シーズンに湘南に期限付き移籍した。その後、2019シーズンに湘南に完全移籍し、主力を担ってきた。昨シーズンは明治安田J1リーグで9試合に出場していた。
現在33歳の三竿は東京ヴェルディユースから早稲田大へ進み、湘南ベルマーレでキャリアをスタートさせた。鹿島アントラーズなどへ移籍した後、2023年シーズンから京都に加わると昨シーズンはJ1リーグ15試合に出場し、1得点を記録していた。
両選手は7日に海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱することを発表。そしてAリーグでの初の海外挑戦が決まった2人について、パース・グローリーのフットボールディレクターを務めるスタン・ラザリディス氏は、以下のように期待を示している。
「ユウトとタクヤは、日本で(両選手合わせて)600試合以上もプレーしており、その経験は現在、若い選手で構成されているこのチームにとって大きなプラスとなるだろう」
「両選手ともに技術的にとても優れており、ボールキープ力も非常に優れている。また、その多彩さはすでに証明済みで、様々なポジションでプレーできる選択肢もある」
「今、彼らをチームに迎え入れたのは、残りのシーズンに意味を持たせたいからだ。期待通り、彼らが実力を証明できれば、クラブでの滞在期間を延長する話し合いを始めるつもりだ」