ヴァンフォーレ甲府は13日、柏好文の療養を発表した。
クラブの発表によれば、柏は9日にVogt-小柳-原田病と診断。全治は3ヶ月程度の見込みとのこと。
今回の診断により、柏はクラブを通じて以下のようにコメントしている。
「病院の部屋から見える山梨の富士山は力を与えてくれます。甲府が上に行けるようソコヂカラで治療します。元気な姿で必ずピッチに戻ってきます」
また、代表取締役社長の佐久間悟氏も以下のようにコメントしている。
「この度、今シーズンより、ヴァンフォーレ甲府に復帰した柏好文選手が予期せぬ病から暫くの期間、活動することが出来なくなりました」
「クラブとしては、今シーズンのクラブスローガンである『ソコヂカラ』の根源となる大きな役割を担って頂くことを期待しており、この現状を冷静に受け止めて、柏好文選手の一日も早い回復を期待しております」
現在37歳の柏は2010年に国士舘大学から加入した甲府でプロキャリアをスタート。2014年に広島に完全移籍を果たすと、11シーズンに渡って同クラブの両サイドを支え、2015年のJ1リーグ制覇にも貢献した。昨季は明治安田J1リーグに6試合出場に留まり、シーズン終了後に契約満了が発表されると、2024年12月28日に12年ぶりに甲府へ復帰した。

