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「覚悟をもって帰ってきました」古巣栃木SCのJ2復帰のため、DF柳育崇が岡山から完全移籍

J1ファジアーノ岡山は22日、柳育崇が栃木SCへ完全移籍すると発表した。

鹿島アントラーズの下部組織を経て、千葉県立八千代高、専修大へと進学し、アルビレックス新潟シンガポールでキャリアを始めた31歳の柳。その後、アルビレックス新潟に移籍し、2020年途中に栃木SCへ加入した。2022年からは岡山に在籍していたが、2021年以来となる同クラブ復帰となった。

柳は岡山のクラブ公式サイトで感謝を伝えた。

「ファジアーノ岡山に関わる全ての皆様へ。この度、古巣でもある栃木SC に移籍することを決めました。岡山に来て4年。プレーオフ敗退、キャプテン、J1昇格、岡山におけるJ1元年と本当に濃い時間を過ごしてきました。特に昨年のJ1昇格を決めた試合は、今でも心に焼き付いていますし、一生忘れることはありません。それでもほとんどは悔しい記憶で、特に今年はなかなか試合に出られず、もどかしい時間を過ごしてきました。それでも応援してくれる方達、どんな立場でも全力でプレーするチームメイトに支えられて走り続けることができました。本当に感謝しています」

「クラブとしては、J1残留を決めることができ、それだけクラブとしても成長している証拠だと思います。だからこそ、これからも″岡山らしさ″を失わず、更に発展し続けていくことを願っています。岡山での日々を通じて、自分はサッカーが大好きなのだと改めて感じることができました。チームとして、選手として、人としてどう在るべきか。岡山で多くのことを学んだからこそ、この決断に自信を持って挑むことができます。自分なりの挑戦を楽しみ、もっと成長していきます。本当に4年間ありがとうございました!」

なお、柳は栃木SCのクラブ公式サイトで覚悟を伝えた。

「栃木SCに関わる全ての皆様、お久しぶりです。J2昇格のために、覚悟をもって帰ってきました。簡単なリーグではありませんが、個人としてもチームとしても成長し、みんなで本気で目指せば必ず昇格できると信じています。岡山の時に聞かせてくれた素晴らしいブーイングを、次は応援に変えていただき、全員で一丸となって闘いましょう!」

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