湘南ベルマーレは31日、山口智監督が2025シーズン限りで退任することを発表した。
山口監督体制の5年目を迎えた湘南は今季、ここまでの明治安田J2リーグで19位に位置。26日に行われたアビスパ福岡戦で敗れ、降格圏である18位以下でのフィニッシュが確定し、9年ぶりのJ2降格が決まっていた。
湘南の代表取締役社長を務める坂本紘司は公式サイトを通じて、「山口監督には2021年9月の就任以来、4年以上にわたりチームの指揮を執っていただきました。クラブがこれまで培ってきたアイデンティティに新たなサッカー文化を融合させ、選手を成長させながら勝利を目指すという、大変難しいミッションに果敢に挑戦し続けてくださいました」と感謝を伝えた。
「在任期間中は強い責任感と揺るぎない献身をもってチームを導き、特に今シーズンは非常に厳しい状況が続く中でも山口監督は情熱を失うことなく、最後まで選手とともに立ち向かってくださいました」
「これまでの多大なご尽力とクラブへの貢献に、心より感謝申し上げます。クラブとしては、これからも成長を続けるため、新たな指揮官を迎える決断をいたしました。山口監督のこれまでの歩みに敬意を表するとともに、今後のご活躍をクラブ一同、心よりお祈り申し上げます」
「今シーズン残り3試合におきましても、皆さまへ一つでも多くの勝利を届けるため、クラブ一丸、全力を尽くす所存でございます。引き続きご声援を賜りますようお願い申し上げます」

