レアル・マドリーのベルギー代表GKティボー・クルトワがラ・リーガを批判した。『HLN』が伝えた。
レアル・マドリーで通算300試合に出場したクルトワは、先日に中止が発表されたビジャレアル対バルセロナの米国開催案を痛烈に批判。「論理的に考えても、まったく意味がなかった」と言葉を続けた。
「どのチームもホームスタジアムで試合をする。これは常識だ。将来的に再びこのような大会を開催したいのであれば、全クラブの同意が必要だ」
怒りの矛先はラ・リーガのハビエル・テバス会長やバルセロナをはじめとする財政問題を抱えるクラブにも向けられた。
「しかしスペインリーグが世界最高だと確信しているなら、他国で試合をする必要はない。スペインのスタジアムを満員にして、他の問題に対処すべきだ」
「ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)は良いシステムだが、多くのクラブはそれに従うために最高の選手を売却せざるを得ない」
なお、テバス会長は「長年リーグの健全性に疑問を呈してきた人たちが、『リーグの健全性』について語っている。彼らは審判やクラブ役員に圧力をかけたり、ウソをついたり、政治やメディアをスポーツの要素として悪用したりする」と声明を発表している。


