soule(C)Getty Images

好調ローマをけん引するFWスーレ、イタリア代表になる気はなし「連絡があったとしても『結構です』と言うだろう」

ローマ(セリエA)FWマティアス・スーレはイタリア代表を選択するつもりはないと断言した。『Il Messaggero』が伝えた。

22歳のスーレはアルゼンチン出身のストライカー。昨季よりユヴェントスからローマに加入すると、今季はここまでセリエA開幕6試合で3得点2アシストを記録し、リーグ2位を走るローマをけん引している。

アルゼンチンの世代別代表では出場歴のある同選手だが、未だA代表でのキャップはない。母親がイタリア人のスーレは、イタリア代表としてプレーする選択もできるが、『Il Messaggero』にて明確な考えを伝えた。

「私はアルゼンチン人だ。ルチアーノ・スパレッティ(元イタリア代表監督)にもそのことを伝えたし、彼には感謝している」

イタリア代表になるつもりはないと断言したスーレ。その考えは、今後も変えるつもりがないようだ。

「もしかしたら、私の代理人はリオネル・スカローニ(アルゼンチン代表監督)の招集リストを読んで少し怒ったかもしれない。しかし、イタリアからはその後誰も私に連絡をくれなかったし、もし連絡があったとしても『結構です』と言うだろう。私の考えは、これまで通りアルゼンチン代表としてプレーすることだ。イタリアのような歴史ある重要なチームからの関心を誇りに思うが、考えを変えるつもりはない。スカローニにもまだ話していないし、誰とも話していない」

一方で、ローマには忠誠を誓っている。クラブとの契約は2029年6月までとなっているが、ローマでのさらなる活躍を目指しているようだ。

「ローマで長くプレーする自分を想像している。目を閉じると、一生ここにいる姿を想像するんだ。状況は変わるかもしれないが、それが私の願いだ」

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