suzuki_1(C)Kenichi Arai

森保監督、先発抜擢の22歳DF鈴木淳之介を高評価! 「さらに良い選手になるなと期待を抱かしてくれるプレー」

日本代表の森保一監督が、パラグアイ戦でフル出場した鈴木淳之介を高評価した。

来夏に迫った2026年北中米ワールドカップ(W杯)に向けた準備を進める日本は10日、南米の強豪パラグアイをパナソニック スタジアム 吹田に迎えた。21分にミゲル・アルミロンに先制点を奪われると、26分には小川航基の強烈なミドルシュートで同点に。その後、64分にディエゴ・ゴメスに決められて再び追いかける立場となったが、終盤出場の上田綺世が後半アディショナルタイム4分に同点ゴールを奪い、2-2のドローに持ち込んだ。

試合後、この日が代表2試合目となった22歳の鈴木について問われた森保監督は、「6月の招集から経験が浅い中、チームの戦力としてより輝いていけるパフォーマンスを見せてくれたかなと思います」と高く評価した。

「彼が今コペンハーゲンでチャレンジしている中、これまで彼が持っていたものにさらに自信を深めていくことができているのかなと思います。チャンピオンズリーグ等の経験で、さらに自分のレベルを上げていくというところ、しっかりステップアップのチャレンジができているのかなと思います」と鈴木の新天地での成長を実感。

その後、「今日のパフォーマンスにおいては、最初から対人のところ、個の責任の部分においても相手をしっかり上回れていたかなと思います。前半はビルドアップのところで、攻撃面の良さがなかなか出せる展開ではなかったかもしれませんが、徐々に時間を経つ中で味方も淳之介の使い方をより把握して、彼を生かして、彼も時間が経つにつれて、セーフティなプレーからより前線の攻撃に絡むというプレーの幅を試合の中で、チャレンジしてくれたと思います。これから経験を積んでもらって、さらに良い選手になるなと期待を抱かしてくれるプレーだったかなと思います」と今後の更なる飛躍に胸を躍らせた。

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