日本代表の上田綺世が、パラグアイ戦のゴールを振り返った。
来夏に迫った2026年北中米ワールドカップ(W杯)に向けた準備を進める日本は10日、南米の強豪パラグアイをパナソニック スタジアム 吹田に迎えた。21分にミゲル・アルミロンに先制点を奪われるも、26分には小川航基の強烈なミドルシュートが相手守護神に弾かれたが、そのままゴールイン。その後は逆転を目指したが、64分にディエゴ・ゴメスに決められて再び追いかける立場に。そんな中、試合終了間際の89分に上田が途中出場を果たすと、後半アディショナルタイム4分に伊東純也のクロスをファーサイドで合わせて、2-2の同点に持ち込んだ。
所属クラブのフェイエノールトではリーグ戦8試合8ゴール。その好調ぶりを見せつける形となった上田は、「チャンスを逃さないように意識していたので、こぼれ球でしたけど、その準備が結果になって嬉しいです。もちろん調子が良いっていうこともありますけど、積み重ねてきたことが着実に力となって今結果として表れていると思うので、もちろん噛み合っている部分もありますけど、今は良い状態かなと思います」と振り返った。
その後、今後に向けては、「今日は勝てませんでしたけど、毎試合毎試合、チームとして良い準備をして臨んでいるので、次は勝利という結果を残せるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
南米の強豪・パラグアイと引き分けるも、3試合未勝利となった日本は14日、“王国”ブラジルと東京スタジアムで激突する。
