kroos(C)Getty Images

クロース氏がかつての宿敵バルセロナに警告「いかに無防備な状況に陥っているか」

2024年にレアル・マドリーで現役を引退した元ドイツ代表のトニ・クロース氏が、バルセロナの敗戦を分析した。

ラ・リーガ第8節でセビージャに1-4で敗戦したバルセロナ。UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第2節パリ・サンジェルマン戦でも1-2の敗戦を喫し、思わぬ苦戦を強いられている。

そんな中、かつてレアル・マドリーで活躍したクロース氏は「バルセロナはヨーロッパで最も魅力的なプレースタイルの一つを持っている」とした上で、「しかし、彼らは非常にリスクを負っている」と現状を分析した。『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

ポッドキャスト『Einfach mal Luppen』内でクロース氏は「ペドリ、ラミン・ヤマル、ラフィーニャの調子が悪ければ、どんなチームでも彼らを苦しめ、チャンピオンズリーグから敗退させることができる」と警告した。

クロース氏は例として、昨季のCL準決勝インテル戦を引き合いに出し、ハイラインが生む弊害を指摘している。

「昨年、インテルで既に同じような状況に陥っていた。そして今年も、ベスト16、準々決勝、準決勝、決勝のいずれであっても、いつかは同じような相手と対戦することになるだろう。チャンピオンズリーグではバルセロナに同じことが起こると思うが、リーガではそうは思わない。なぜなら、彼らは圧倒的な強さを見せているからだ」

また、クロース氏はバルセロナ最大の課題として、試合終盤の疲労を挙げた。

「特に75分以降は、全員がより疲れているのに、スペースを塞ぐスタイルなっていないと気づく。疲れているのにプレースタイルを変えなければ、いかに無防備な状況に陥っているかが明白になる」

ラ・リーガ第8節終了時点で6勝1分1敗の2位に付けているバルセロナ。レアル・マドリーからの首位奪還に向けて、課題を克服できるだろうか。

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