ベルギーリーグ第9節のシント=トロイデンVV対ヘンクが開催された。
ここまで勝ち点14で4位のSTVVと、同8で14位のヘンクによるダービーマッチ。STVVでは、小久保玲央ブライアン、畑大雅、谷口彰悟、山本理仁、伊藤涼太郎、後藤啓介と6人の日本人選手が先発した。一方、ヘンクでは前節に移籍後リーグ初ゴールを挙げた伊東が5試合連続でスタメン入りした。
試合は立ち上がりの4分、STVVが先制する。左サイドでFKを獲得すると、キッカーの伊藤涼太郎がゴール前に入れたボールが相手OGを誘い、1-0とした。
迎えた後半、STVVは55分にレイン・ファン・ヘルデンが危険なチャレンジで一発退場となり、数的不利に。すると、57分にヘンクが追いつく。ボックス左角の外でFKを獲得すると、キッカーの伊東がシュート性の鋭いボールを入れる。これが誰にも触れず、GK小久保の股を抜く形でネットに収まり、伊東の2試合連続ゴールでヘンクが追いついた。
その後、試合は両チームのサポーターが白熱し、発煙筒が焚かれる事態にもなったことで、残り3分というところで一時中断する。
そして再開後、ヘンクはアディショナルタイム5分に右サイドのクロスからゴール前のオ・ヒョングが勝ち越し弾をマーク。これを決勝弾としたヘンクが4試合ぶりの白星を手にした。
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